“キラキラネーム”が増えたスポーツ界

「月」「騎士」はたまた「亜斗夢」「未来夢」などなど-。

リオ五輪の開幕も近づき、スポーツ各ジャンルの代表選手たちの名前を調べていると、以前に比べて最近は多々、読み方が一筋縄ではいかない“キラキラネーム”にぶつかります。

〈キラキラネーム〉=「一般的な常識からは外れているとされる珍しい名前、読み方が難しい名前など」

こうした名前に関しては、取材に当たっている現役の担当記者たちも〈パソコンでスッと出てきませんからね〉と変換に手間取り、頻繁に使う名前は〈単語登録していますよ〉と結構、手こずっているようです。

昨今は大相撲の世界でも、キラキラネームふうの四股名が台頭してきており、これも時間に追われて仕事をする担当記者泣かせ、しっかりと単語登録しておかなければ、変換に時間がかかってしようがないでしょうね。

冒頭に挙げた「月」は、これはもう、皆さんご存知のことと思いますが、リオ五輪競泳女子200メートルに出場するホープ・今井「月(るな)」のことですね。名前の「月」は、ローマ神話の女神である「ルナ」に由来しているとのことですが、彼女の兄も「流星(ひかる)」という名前なのだそうで、このあたりは名付けた親のこだわりが見え隠れしています。

「月」と同様に「騎士」は、やはり、リオ五輪競泳男子800メートルリレーに出場する江原「騎士(ないと)」です。江原は、自衛隊体育学校に所属する選手で水泳界では珍しい存在。リオ五輪でも、名前とともに注目を集めそうです。

「亜斗夢」と「未来夢」は、五輪とは関係ありませんが、国内ツアーに参戦しているプロゴルファーの重永「亜斗夢(あとむ)」と堀川「未来夢(みくむ)」です。

昨年の賞金ランクが、堀川41位、重永46位、と今季の賞金シード選手。ちなみに亜斗夢の名前は「鉄腕アトム」に由来しているとのことでした。

冬季スポーツ界に多い「○夢」の名前

女子フィギュアスケート界で2018年冬季平昌五輪の星と期待されているのが15歳の高校生・樋口「若葉(わかば)」です。若々しい新鮮さを感じさせる、なかなかの名前ですが、2001年1月2日生まれ、新世紀の始まりに誕生したことに由来したもの、とのことでした。

さて・・・名前に「夢」がつくプロゴルファーを2人、挙げましたが、夢がつく名前はなぜか、スノーボードの選手に多いようです。

すぐに思い浮かぶのが、いまや世界のトップクラスに位置する平野「歩夢(あゆむ)」ですね。2014年冬季ソチ五輪の男子ハーフパイプで銀メダル獲得。W杯でも金を含む表彰台の常連となっています。

平野の先輩格で2008年トリノ五輪の男子スノーボード・ハーフパイプに出場したのが成田「童夢(どうむ)」でした。ちなみに童夢の妹・今井「メロ」も同五輪に出場しています。

この成田兄弟は、童夢の弟にフリースタイルスキーの「緑夢(ぐりむ)」もいます。

ソチ五輪と言えば、スキーのジャンプに読みにくさの代表のような清水「礼留飛(れるひ)」がいたりして、冬季スポーツの選手には結構、記者泣かせのキラキラネームがひしめいています。

こうした傾向は、一般にも浸透しつつあるようで「月」「騎士」の類で「天使」と書いて「えんじぇる」と読む、などの名前を聞きました。

まあ、しかし、余計なお世話でしょうが、かわいい盛りのときの「天使ちゃん」は、いいとしても、いずれは迎えなくてはならない、しかるべき年齢になったとき、どう呼んだらいいのだろうか、とも思います。

我が子が誕生したときの喜びと感動、その可愛さ、は分かります。が、それに流されず、名付ける側は多少、先を見ることが必要のような気もしますが、どうでしょうか。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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