プレーオフに向けた吉兆?

熱戦を続けたリオ五輪が閉幕した日本時間8月22日午前、米国ではリオ五輪のゴルフ出場を辞退した松山英樹(24=LEXUS)が奮闘していました。

USPGAツアーのレギュラー・シーズン最終戦「ウィンダム選手権」(米ノースカロライナ州グリーンズボロ=セッジフィールドCC)最終日の優勝争いです。(試合は「NHK BS1」がライブで中継)

第3日を終えて首位に6打差。通算12アンダーでスタートした松山は、前半アウトで2バーディーを奪い、通算14アンダーで折り返します。トップを行く韓国の若手・金シウ(21)は、アウトで4バーディーを奪い、通算スコアを22アンダーまで伸ばしています。

松山は第2日に「64」(パー70)をマークして首位に2打差(2位タイ)に浮上しながら、大事な第3日、11番(パー4)で3パットのダブルボギーを叩き、スコアを落としたミスが、ここにきて重くのしかかってきた感じでした。

後半インでは、11番でバーディーを奪っても、14番(パー4)でボギーと一進一退。15番(パー5)では第3打をピタリ、20センチにつけてバーディー。最終日は4バーディー、1ボギーの67で回り、通算15アンダーでホールアウトしました。

その時点で金は通算20アンダーで首位の座を死守。3位の松山は他力本願で2位に浮上するのか、4位に落ちるのか、といった具合でしたが、巨大な雷雲が接近してための中断を挟み、優勝は通算21アンダーで金、松山は3位となりました。

いよいよ始まる“サバイバル戦”

それにしても・・・早いものです。昨年10月に開幕したUSPGAツアーの2015~16年レギュラー・シーズンは、11カ月を経てこの「ウィンダム選手権」で終了。いよいよ次週から、計4試合で構成される「プレーオフ」(フェデックスカップ・プレーアフ)に突入し、シ烈なサバイバル戦を展開させます。

このプレーオフ制度は、米スポーツ界のメジャーであるNFLやMLBなどに対抗して、PGAも活性化を! との目的で2007年に導入されたものです。

プレーオフ対象の試合は①「ザ・バークレイズ」(8月25日開幕)②「ドイツバンク選手権」(9月2日開幕)③「BMW選手権」(9月8日開幕)④「ザ・ツアー選手権」(9月22日開幕)-の4大会です。

レギュラー・シーズンで獲得したフェデックスカップ・ポイントで125以内の選手がプレーオフに進出。1試合ごとに下位の選手がふるい落とされて次の試合に進む枠が狭められ、最後の「ザ・ツアー選手権」(ポイント上位30人が出場)でポイントトップに立った選手が“年間王者”となるというシステムです。

まあ、選手にとっては過酷なシステムでも、魅力は、年間王者には1000万ドル(約12億円)という破格のボーナス賞金が支給されることで、いかにもアメリカ的な“マネー・ゲーム”といった感じがしないでもありません。

そのビッグ・チャンスに松山が加われるということは嬉しいことです。

その意味でも、上位に入った「ウィンダム選手権」の手応えは、プレーオフへの前哨戦として“吉兆”ととらえてもいいかもしれませんね。

松山はテレビのインタビューに応じ「上位に残れたことはよかった。プレーオフも最終戦まで残れるよう頑張りたい」と話していました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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